先日来時間をかけて読んでいました 澤地久枝原作「妻たちの 2・26事件」 読み終えました。 1936(昭和11年)に起きた2・26事件の青年将校らが 刑を執行される前日までに 結婚間もない妻に宛てた手紙が軸になっています。 事件後35年を経て未亡人親族が一同に会し 麻布賢崇寺での法要の場面から段々事件が明らかになって・・・・初めて2・26事件に関心を持ちました。私の父の長兄が近衛兵でしたから何か惹かれるものが有ったのだと思います。 多くの人名が出てきますので人間関係を確認しつつ苦労して読みました。90年足らず昔に銃殺刑が行われたことがショックでした。
色々な青が・・・・
毎朝通っていました道に 旧近衛師団司令部庁舎の建物が残っています。以前は東京国立近代美術館工芸館でしたが今は工芸館は金沢に移り 頑丈そうな建物だけが有ります。あの中は何度も歩いたのに・・・・