1月16日 鬼瓦

成人の日も過ぎ 華やいだ雰囲気も消えかけ始めました。 あんな風にして振袖を着て二十歳を祝うことが私の時代にはなかったように思います。女子短大の卒業感謝会が建ったばかりのホテルニュー大谷で行われとても華やかでした。その時着たあの着物もそれきりで 何度着たことでしょうか???鳳凰があしらわれた手書きの中振袖でした。 母親は私にも妹にも晴れ着を用意してくれました。 

下鉄浅草駅から浅草寺さんの階段を上がってくると・・・此の鬼瓦が飾ってあります。浅草寺宝蔵門の鬼瓦です。 大きさと言い迫力と言い圧巻です。2007年改修時に其れまで守っていた宝蔵門から降ろされた実物です。ご苦労様でした。













1月15日     椿

 この時期椿の花はまだ固い蕾です。五弁の藪椿が大好きです。 以前肥後椿を頂きましたがその貴重さを知らず枯らしてしまいました。 S社の2代目が大きな鉢の肥後椿を何鉢も大切にされていましたが・・御夫婦とも亡くなられS社も解散してご縁が切れました。1度鎌倉の寿福寺へ奥様の遺骨を捜して伺いましたが・・・・ご本尊の裏の細い台に並んでいてお気の毒でした。 思い出の中にだけの話しになりましたが目をかけてくださっただけに 忘れません。


乙女椿











アレクサンドラ・デユマ・フイス   作く(椿姫)昔夢中で読みました。高級娼婦と青年の恋物語。  毎夜のように舞踏会が開らかれて上流階級はなやかな時代赤い椿白い椿を飾ったために椿姫と呼ばれた・・・・マルグリット・ゴーテイエの儚い話でした。