大手町三井物産ビルの東の一区画に将門塚が有ります。 平将門は朝廷に反逆し 京でさらし首になった時 其の首が空を飛んで落ちた所が首塚の場所だと言われています。以前は薄暗い場所でしたが今は広々と整備されています。今の大手町1ビルにはかって銀行が入っていて 役員が皆墓に向ってお尻を向けていて・・・凶事ばかりが続き机の向きを変えたとのこと。 墓を取り壊そうとした人が相次いて亡くなり GHQも其れとはなしに祟りを恐れて墓所を動かせなかったそうです。 神田明神の創建の地でもあります。
落ち椿 将門塚は 北向きに
「落ち椿 将門塚は 北向きに」母喜美子の俳句です。 冬のある日母にせがまれて 二人で神田の家から将門塚に行った覚えが有ります。 この句は北面の武士だった将門を言い表して妙だと師匠の池上浩山人からも褒られました。 母が其処迄熟知していたのかは疑わしいのですが 勘の鋭い人でした。