4月6日    櫻を見に

 日曜日よりは今日の方が人出は少なかろうと・・・浅はかな考えで出かけました。千鳥ヶ淵緑道は何度も見て歩きましたから代官町通りを竹橋に出て日本橋で食料買い出ししてとのんびり考えていました。交差点で人出の多いのにびっくりですが 日本人は桜に狂うところが有るんだと思いました。

代官町通りの交差点で・・・










千鳥ヶ淵緑道は染井吉野ですが代官町通リの桜は山桜です。「花より先に葉が出る」と言われて芽出しの葉が色を添える桜で 落ち着きが有り好きです。










ライトアップされた夜桜などを見ると・・・ブルっと首筋が寒くなるような怖さを感じます。 「櫻の樹の下には死体が埋まっている」梶井基次郎の書き出しは不気味で好奇心を惹かれます。 戦国時代戦場の後に桜を植えて魂を弔ったともいわれますが 美しいばかりではありません。 吉野は桜の名所ですが「歌書よりは軍書に悲し吉野山」と言われています。何年も前ハルさんと金峰山寺に行きましたがご本尊金剛蔵王権現の御姿は秘仏の為拝むことは叶いませんでした。その後ハルさん夫婦は御開帳(令和6年にも特別御開帳が有り)の時2度青不動を見たそうです。羨ましい限りです。桜の時期になると金剛蔵王権現にお会いしたいと切に思います。